こんにちは、宇納です。
かわいいハムちゃんがお家にやってきて数ヶ月…
だんだんお世話の仕方も分かってきて、
少し気を抜いていませんか?
https://curazy.com/archives/117070
ハム飼いさんがわすれてはいけないこと、
それは「冬眠」!!!!!
寒い時期は、いつもと少し違うお世話が
必要なのです。冬眠してしまってから
「知らなかった…」ではもう遅い!
もくじ
ハムスターの疑似冬眠とは?
ハムスターの冬眠は、厳密には
「疑似冬眠」と呼ばれるもので、
熊やリスなどの冬眠とは違います。
これから詳しく見ていきましょう。
冬眠はかなり危険な状態
本来、冬眠は寒い冬を乗り越えるために
暖かくなるまで眠って過ごすというもの。
つまり、「春に目覚めること」が大前提。
しかし、ハムスターの冬眠は、
「このままでは寒さで死んでしまう。
やむを得ないので体力の消耗が少ない
仮死状態になるしかない」という状態。
いわば寒すぎて気を失っているようなもの!
とても危険な状態です。
放っておくと凍死してしまいます。
冬眠時の見た目
冬眠すると、いつもはころころ動き回っている
ハムちゃんもこわばったように固まってしまいます。
いつもは手に乗せるとトクトクと伝わってくる心拍も、
かすかにしか感じ取れません……
冬眠すると知らなければ、「死んでしまった!」と
勘違いしてしまいそうです。
http://matome.naver.jp/odai/2138402260806678901/2138402308906874203
しかし、死んでしまっているわけでは
ありませんから、呼吸はしていますし
よく見るとヒゲがぴくぴくと動いていたり。
ちゃんと生命活動は続いているということがわかります。
あわてずに生きているか確認を。
野生のハムスターは冬眠しない
ハムスターは野生にも生息していますが、
野生のハムスターは冬眠しないと
いわれています。なんでもエサや水を求めて、
一日に数十キロも駆け回る生活をしているんだとか!
それだけ運動をしていれば、
「寒すぎて死んでしまう」なんて状況に
陥らないのも納得ですね。
疑似冬眠する原因
疑似冬眠する原因はひとつ、「寒い!」です。
http://wallpapers.brothersoft.com/fat-hamster-89745-1440×900.html
ふわふわの毛があるから大丈夫…と
思いがちですが、そんなに寒さに強い
わけではないんですよ。
飼い主がしっかりとケアをしてあげなくては
ハムちゃんの命は危険にさらされてしまいます;;
ケージが冷えている
ハムスターはもちろん室内飼い。それでも
冬眠してしまうということは
室温が低い(ケージが冷えている)のです。
わたしたちは寒ければ服を着たり、毛布を
かぶったりすることができますが、
ハムちゃんたちにはそれができません。
疑似冬眠させないための予防策
「寒いのがだめなのはわかった、でも
具体的にどうしたらいいの?」
大丈夫です!
ハムちゃんが冬眠してしまう前に
このページにたどりついたなら、
きっと無事にハムちゃんと冬を乗り切り
来年の春も一緒に過ごせるでしょう。
あたたか素材の床材を
秋冬向けの、あたたかい床材は
ペットショップなどで簡単に購入できますよ。
価格もそんなに高くないので、
ケチらずにいいものを買ってあげましょう。
また、わたやティッシュをいれてあげるのもgood。
もこもこの中から顔を出す
姿はとても愛らしく、
ハムちゃんもポカポカ満足そう♪
ただし、アレルギーに気をつけて!
近づけてみて、いやがるそぶりをしたり
逃げていくようならケージの中に
ものを入れてはいけません。
ケージは窓際や床を避けて
風通しのいい場所や、冷えやすい場所に
ケージを置いてしまうと
結果的にケージも冷たくなり、
ハムちゃんが寒がってしまいます。
玄関やフローリングは特に冷えやすい場所。
ハムちゃんにとって、ケージの中が
自分の世界のすべて。
私たちのように、暖かい場所に
逃げることができないのです…
飼い主であるわたしたちがきちんと
様子を見ていてあげなくてはいけませんね。
回し車を必ず入れて
ハムスターといえば回し車を走っている姿を
思い浮かべますよね。実はこれ、「可愛い」だけの
理由じゃありません。
狭いケージの中で、回し車を走ることは
ハムちゃんにとって遊びでもあり、
大切な運動でもあります。
先ほど書いたように、
野生のハムスターと比べて
飼われているハムスターは運動不足。
必ず回し車を入れてあげて、
運動ができる環境をつくってくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
暖かい春、大好きなハムちゃんと一緒に
迎えられるように、しっかりと
準備をしておきましょうね…♪