こんにちは!みるです!
ハムスターを多頭飼いしている方って、意外と多いかもしれません。
私は多頭飼いしたことがないのですが、ハムスター同士で一緒に生活している姿を見ては癒されています。
が、多頭飼いしているとハムスター同士が喧嘩をして怪我してしまうなんてトラブルもありますよね。
小さい体のハムスターはちょっとした怪我でも放置してしまうと大変なことに…。
そこで今回は、ハムスターの喧嘩の原因や怪我や出血などのトラブルを起こさないためにできることを紹介していきます。
ぜひチェックして、大切なハムスターの体のことを考えてあげてくださいね。
また、多頭飼いに挑戦したいけれどトラブルが怖くてできないなんて方も、これを確認して対処方法を知れば、夢の多頭飼いができるかもしれませんよ!
もくじ
ハムスターの喧嘩の原因
まずはハムスターの喧嘩の原因を知っておくことからはじめましょう。
ハムスターが喧嘩してしまう原因を3つ紹介していきますので、ぜひチェックしてくださいね。
原因①
ハムスターは縄張り意識が強い動物です。
基本的には単独行動をする生き物なのです。
自分の縄張りを守るために他のハムスターに攻撃してしまうのです。
攻撃の対象相手は、オスメスや親子、兄弟は関係ありません。
とにかく他のハムスターを排除しようと、攻撃してしまうんですよ。
原因②
エサの奪い合いも喧嘩に繋がります。
人間に限らずハムスターの世界でも、食べ物の恨みはこわいんです。笑
また、エサが足りなくて空腹状態に陥った時にも、喧嘩をしてしまうことがあります。
原因③
他のハムスターの存在に驚いて攻撃をしてしまうこともあります。
そして攻撃された方のハムスターもびっくりして攻撃を開始します。
そして大きな喧嘩へと発展してしまうんです。
喧嘩を止めるには?
喧嘩をしてしまう原因がわかったところで、その喧嘩を止める方法を考えてみましょう。
喧嘩を止めることができれば、多頭飼いもできるようになりますね。
ケージを分ける
ハムスター同士が喧嘩をしないようにするには、ゲージを分けてあげるといいでしょう。
そうすることで自分の縄張りが確保されて、ハムスターも安心してくれるはず。
同じゲージ内で一緒に生活する姿を見たいかもしれませんが、喧嘩をしてしまって怪我をしたら大変。
ここは我慢して1匹に対して1つのゲージを用意してあげるといいでしょう。
ちなみにペットショップでよく1つのゲージに何匹ものハムスターが一緒に入っていることがありますが、これは幼いハムスターだからできること。
大人になったハムスターで同じような環境を作ってしまうと、喧嘩をしてトラブルを招く原因となってしまうので気をつけましょう。
広いケージに変える
広いゲージにしてそれぞれが縄張りを作れるようにしてあげるのもひとつの手。
とはいえ、ゲージを分けるよりもトラブルが起きる可能性は上がってしまいます。
留守にしがちな方は、ゲージを分けておいた方が安心かもしれませんね。
多頭飼いに向かない種類
ハムスターの種類によっては、多頭飼いに向かない場合があります。
ゴールデンハムスターがそれにあたります。
ゴールデンハムスターは、特に縄張り意識が強い種類です。
そのため、ゴールデンハムスターでの多頭飼いは避けた方がいいでしょう。
喧嘩を放置するとこんな危険が
小さなハムスター同士の喧嘩だからといって放置してしまうと、さまざまな危険を引き起こしてしまいます。
どんな危険が起こる可能性があるのか、みていきましょう。
怪我、出血
小さな体のハムスター同士の喧嘩だからといって侮ってはいけません。
ハムスター同士の喧嘩は、とっても激しいのです。
そのため、喧嘩をして出血してしまうことや、怪我をしてしまうこともあります。
相手を徹底的にやっつけてやろうという勢いで攻撃をするので、怪我に繋がってしまうんですよ。
感染症
ハムスター同士の喧嘩でも出血や怪我をしてしまうことがあるとお伝えしましたが、その延長で感染症を起こしてしまう可能性もあります。
喧嘩したことで傷ができ、そこから菌が入り込んでしまうこともあるからです。
膿んでしまうこともあるので、気を付けてみてあげましょう。
その他
ハムスターは容赦なく攻撃をする生き物です。
さらに飼育しているハムスターの場合、ゲージの中にいるため逃げ場がありません。
怪我をするだけで済めばいいですが、死んでしまう場合もあるんです。
それほど容赦ない攻撃が繰り返される喧嘩なんですよ。
可愛いからといって喧嘩をしているのを放置してしまっては、取り返しのつかないことになるかもしれません。
多頭飼いする場合は、きちんと対策を考えてあげましょう。
怪我をしていたら病院へ
喧嘩をして怪我をしているのを見つけたら病院へ連れて行ってあげましょう。
怪我以外にもこれから紹介する気になる点があったら、病院へ連れて行きましょう。
元気がない
ハムスターがいつものような元気がなく、ぐったりしている場合、病院へ連れて行きましょう。
ハムスターに噛まれたことがきっかけで、ぐったりしてしまうこともあるんです。
ちなみに、喧嘩の後すぐに元気がなくなる姿を見かける場合もありますが、1週間くらいしてからなんだかぐったりしている症状が出ることも。
その時だけでなく、長い期間かけて様子を見てあげることも大切ですよ。
食欲がない
喧嘩の後や喧嘩の1週間くらい後に、食欲がなくなることもあります。
エサを食べてくれなくなっては、ハムスターの体力もなくなっていってしまいますよね。
そのため、病院で診てもらった方が安心ですよ。
呼吸が荒い
ハムスターの喧嘩でできた傷から菌が入ってしまった場合、1週間後くらいから症状が出ることが多いです。
その症状の中のひとつが荒い呼吸です。
小さな体のハムスターの呼吸が荒くなってしまっては、気が気じゃないですよね。
苦しそうにしている姿を見つけたら、すぐに病院へ連れて行きましょう!
まとめ
ハムスターの喧嘩の原因、対処方法、さらには喧嘩から起こり得る危険について紹介しました。
可愛いからといって簡単に多頭飼いしてはいけないのです。
ぜひ対策を考えてから多頭飼いにチャレンジしてくださいね。
また、喧嘩で怪我をした場合や、おかしな症状がでた場合は、すぐに病院へ連れて行ってあげてください。