こんにちは!ムゥです。
ハムスターを飼いたいけど、近くにペットショップがないな。
ペットショップ以外でお迎え出来ないだろうか?
お迎えしてすぐに病気になったらどうしよう…
特に初めてハムスターを飼うとなると、様々なことに不安を感じると思いますよね。
今回は、少しでも良いご縁をつなぐお手伝いが出来るよう、ハムスターの選び方について紹介をしていきます!
もくじ
ハムスターを飼う方法
ハムスターを飼う方法は、いくつかあります。
お友達から譲り受けたりすることもあるでしょうし、ごくまれではありますが拾ったのがきっかけという方もいらっしゃいます。
一般的にはどんな方法があるのか見ていきましょう。
ペットショップで購入
ペットショップから購入しているよ!という人はかなり多いです。
ハムスターを取り扱っているペットショップは全国にありますし、小動物専門店も小規模ながらお店を構えています。
お迎えしようか、どうしようかと迷ったら、まずはペットショップへ足を運んで、生体だけでなくお店全体や雰囲気をチェックしてみましょう。
ハムスターはストレスを感じやすいので、できるだけ自分の家から近く、販売されている生体のケージが清潔に保たれているペットショップがお勧めです。
自宅から近い方が良いのは、連れて帰る際のハムスターにかかるストレスと少しでも軽減するためです。
そして不衛生なペットショップだと、ハムスターが何かの感染症にかかっている恐れがあります。
個人で経営しているようなお店でしたら【動物取扱業者標識】の看板の確認をしましょう。
これがない場合は、環境省非公認のお店ということになり動物愛護管理法に違反しています。
必ず確認してみてください!
里親になる
ペットショップ以外でも、ハムスターとの出会いはあります。
SNSなどでハムスターの赤ちゃんが生まれたから、アレルギーになってしまった等、様々な理由で里親を募集している人が沢山います。
里親専用のサイトもありますので、代表的なものをご紹介いたします。
(項目をクリックすると別でサイトが開きます)
沢山の人が募集をしていますが、中には悪質な人も居ますので実際に会う前に、なるべく連絡を取り合ってよく見極めることが大切です。
文章からでも、その人の優しさやハムスターへの愛情などを感じ取ることが出来ますから、慌てずにじっくり相手の方と連絡を取り、信用できる人からお迎えするようにしてください。
ブリーダーからもらいうける
ハムスターのブリーダーはあまり聞いたことがないかもしれませんが、ペットショップに卸す商用のブリーダーや個人のブリーダーがいます。
現在はブリーダーのほとんどの方が、インターネットを通じて情報を提供しているようです。
悪質ブリーダーなど問題視されている昨今、インターネットだけで良いブリーダーを見抜く方法はあるのでしょうか?
良いブリーダーを見極めるためには、以下のような方法があります。
・ブログやSNSなどの更新している時の写真でケージの中が清潔に保たれているか確認
*ただし子喰い防止のために誕生してからすぐは掃除が出来ませんから、汚れていることもあります。
・生まれた子たちの両親の紹介があるか
・毎日でなくても赤ちゃんハムスターの成長の様子を載せているか
このあたりが非常に重要となってきます。
良いブリーダーは、ハムスターに愛情を注いでいますから「こういう子がいますよ、いかがですか?」と細かく発信しています。
生後1か月もすれば、里子に出せるようになりますから、短い期間で、どれだけ丁寧な情報開示をしてくれているかがカギだと思います。
なお、2013年から「対面販売・現物確認」が義務付けられておりますので、配送します・配送してくださいなどという取引は出来ないことになっています。
小動物のイベントなどに出店するブリーダーさんもいますから、そこに赴くのも良いでしょう。
ペットショップで購入するメリット
多くの人が、ペットショップからお迎えをしています。
それはなぜなのか紐解いていきましょう。
たくさんの種類から選べる
ペットショップには、たくさんのハムスターが飼い主さんとの出会いを待っています。
ゴールデンハムスターならば、ノーマル・キンクマ・ブラック・長毛など、色合いも豊富です。
常に全種類を揃えているようなお店は、なかなか無いと思いますが、チャイニーズハムスターやキャンベルハムスターなど珍しい種類の子に出会えるチャンスは高確率です。
ペットショップのサイトやブログなどをチェックして、足を運ぶのも楽しいですよ。
必要な用品がそろえられる
ハムスターを初めて飼う場合は家に何もない状態だと思います。
生体だけを販売しているというペットショップは無いと思いますので、その場で必要なものをすべて揃えてしまいましょう。
ケージやご飯、トイレ砂など基本的な用品から、ホイールなどの遊び道具、かじり木など一式が揃えられます。
ケージにも沢山種類がありますから、ケージを置く場所や大きさを考慮して選ぶことが出来ます。
ハウスもシンプルなものから可愛いものまで豊富にありますから、まるで自分の部屋のものを選ぶようでとても楽しいです。
大きさなどわからないことも店員さんに相談できますから安心してお買い物が出来ますね。
特に冬にお迎えする場合は、ペットヒーターなどの防寒対策用品が充実していますから、後から買い足す手間も少なく済みます。
店員さんが詳しい
大きなペットショップだと、小動物コーナー担当の店員さんがいます。
もちろん店員さん全員が事細かに詳しいというわけではありませんが、特化している人は必ずいます。
ハムスターの飼育方法や適切な環境はどういうものなのか、など丁寧に説明してくれます。
入ってきたばかりのハムスターに関しては、わからないことも多いと思いますが、数日ペットショップにいる子の事は、性格を把握している店員さんもいます。
「のんびり屋さんですよ」「体は小さいのによく食べる子ですよ」などと個体の性格や特徴まで教えてくれる店員さんは、よくハムスターと向き合っているのがわかります。
ペットショップからしてみれば「商品」ではありますが、「一つの命」と思って接している店員さんは信用できますし、アドバイスも沢山くれるはずです。
「こんなこと聞いたら笑われるかな?」などと遠慮することなく、聞きたいことをしっかりと聞いてお迎えしてください。
小動物専門のペットショップは、アフターフォローが充実しています。
飼育で困ったことなども相談できるようになっていますので、一人で悩んだりせずに相談しに行きましょう。
どんな個体を選ぶとよいのか
お迎えするハムスターの種類は決めていても、できるだけ長く生きて欲しいし、元気いっぱいに過ごしてほしいけれども、どういう子を選んだら良いのかわからない。
とならないように、健康なハムスターをお迎えするポイントを掘り下げていきましょう。
耳や目、お尻がよごれていないかチェック
まず初めの条件としては元気であることです。
気に入った子がいたら見せてもらいましょう。
小さめのプラケースにその子を取って見せてくれます。
その際に体全体をみて、怪我をしている箇所は無いか、などチェックします。
ペットショップの店員さんやブリーダー、里親の人と一緒にチェックするようにしましょう。
主なチェック項目は以下の通りです。
チェック箇所 | 項目 |
体全体 | 怪我をしていないか・歩き方は正常か・元気はあるか |
目 | 目やにが出ていないか・白く濁っていないか |
耳 | 耳の中に出来物がないか・耳がピンと立っているか |
鼻 | 鼻水が出ていないか・プスプス音を鳴らしていないか |
四股 | 手指4本あるか・足指5本あるか・欠股していないか |
毛並 | 毛艶・毛並み・フケ・脱毛・糞尿の汚れはないか |
呼吸 | 呼吸が荒くないか |
食欲 | 頬袋に餌をためられているか・やせ細っていないか |
歯 | 上下2本ずつ揃っているか・折れたりしていないか |
尻 | 糞尿で汚れていないか |
便 | 軟便・下痢(尻が汚れていなくても軟便の場合あり) |
歯の確認はしづらいかもしれませんが、可能な限り見せてもらいましょう。
また一つのケージに数匹一緒にいることが多いので、どの子の便なのかはケージだけではわかりません。
便をするまで少し待って便の状態の確認ができるとなお良いです。
手を近づけてみて反応を見る(性格がわかる)
基本的にハムスターは臆病なので、むやみに手を出すと噛まれる可能性はあるということは念頭に置いてください。
ハムスターにも個性がありますから、最初から社交的によってくる子もいれば、威嚇してくる子もいます。
手を出すと近づいてくるけど、ちょっと手を動かすと「ビクッ」とするくらいの反応の子が多いです。
ジッと大人しくしている子、噛みつこうとして来るくらい強気な子、色々な子がいますから【運命の子】と思える子を探してください。
またロボロフスキーは人に懐かないとされています。
SNSなどでロボロフスキーが手乗りしている写真や動画を目にすることもあります。
時間をかければ手乗りにすることも不可能ではありませんが、あくまでも観賞用としてお迎えすると思ってください。
大きくなっている子は懐かない?
お店やブリーダーのところにも、ご縁のある飼い主さんが見つからず生後6ヶ月以上になっている大きい子がいることがあります。
稀ではありますが、1年~2年近くお店にいたりする子もいます。
そういう子は懐かないのではないかと思われがちですが、元々人に懐くような動物ではないので、赤ちゃんだから懐きやすい、大きいから懐かないという事はありません。
大人のハムスターは警戒心が強いですが、それまでにお店やブリーダーのところで大事にされてきたのであれば、人のいる環境に馴れている可能性が高いです。
あまり構われずにいたのであれば、馴れるまでに時間はかかるでしょう。
ですが、お迎えして環境が変わるのは赤ちゃんも大きい子も同じです。
赤ちゃんの頃からお世話をしていても全く懐かない子もいます。
大きいから懐かないという事はありません。
実際、我が家でも生後7ヶ月になった子をお迎えしたことがあります。
手厚くお世話されていたこともあり、最初は環境の変化に戸惑いをみせてはいたものの、最初から手乗りしてくるなど人懐こい子でした。
変な先入観は持たずに、自分がこの子だ!と思う子をお迎えしてあげてください。
まとめ
ハムスターとの縁を結ぶ方法をいくつか紹介いたしました。
ペットショップは安心できて物も揃えられ、飼育相談もできるので最もお迎えしやすい環境であると言えます。
里親やブリーダーから受け入れるにしても、相手の見極めも必要です。
お迎えするのにハムスターの月齢は関係ありません。
愛情をもって接していれば、ハムスターもそれに応えてくれます。
そして、何よりも大切なのは「お迎えしたハムスターを大切にする」という気持ちです。
ハムスターに限ったことではありませんが、どんなペットも途中で投げ出すことなく、生涯を見送る覚悟を持ってお迎えしましょう。