どうも!みるでーす。
アレルギーは、自分でも気づかないことが多く、ある日突然症状が出たり・・ちょっと心配ですよね。
実はハムスターアレルギーって存在するんです。
今回は意外とこわい!?ハムスターアレルギーについて、さらにはアレルギーになってしまった場合の対処法についてご案内していきます。
もくじ
もしかしてアレルギー!?3つの症状
これから説明していくハムスターアレルギーには、わかりやすい症状が3つあります。
それらの症状、さらにその他にも出やすい症状をご案内していきますね。
咳が出る
まずは咳についてです。
ハムスターを飼育している方で、風邪をひいたわけではないのに、やたらと咳が出るという方は、ハムスターアレルギーを疑ってみてもいいかもしれません。
ではこの辺で、ハムスターアレルギーの原因にいったいどんなものがあるのか確認してみましょう。
・ハムスター自体の唾液や尿、そしてフケなど
・ダニ、そしてハウスダスト
が主にあげられる原因です。
目がかゆい
続いては、目がかゆくなる症状についてです。
ハムスターアレルギーに限ったことではありませんが、アレルギーと聞くとやはり目がかゆくなるという症状が思い浮かびませんか?
猫アレルギーを発症している多くの方も、この症状に悩まされているでしょう。
では、ここで驚くべき事実をお伝えしておきます。
ハムスターアレルギーの場合、ハムスターをおうちに迎え入れてから1年以上がたった頃に、さらには2、3年たってから突然発症する場合が多いんです。
飼い始めてすぐにアレルギー反応が出ると思っていませんでしたか?
私もこれには驚きました。
なので、なにか症状がでた際に、だいぶ前から飼っているからといってハムスターは原因ではないと思わずに、ちょっと疑ってみてもいいのかもしれません。
くしゃみが出る
アレルギーといえば、くしゃみもよく聞く症状ですね。
くしゃみは、ハムスターアレルギーの場合ももちろん当てはまります。
ちなみにここでまたもや大切なお話を。
ハムスターをおうちに迎え入れてからアレルギーを発症したからといって、ハムスターそのものに反応が出ているとは限らないんです。
というのも、ハムスターを飼育することでどうしても増えてしまうのが、ハウスダスト。
このハウスダストが原因となってアレルギーを発症している可能性があります。
これが原因だと、部屋の掃除やハムスターのゲージの掃除をこまめにすることで、改善できるかもしれないんです。
また、その他の症状として、皮膚に湿疹が出てしまったり、かゆみがでるなどの皮膚炎をおこす場合もあります。
このような症状が発症した時も、ハムスターでアレルギーを発症した可能性を少しは気にしてみるのもいいのかもしれません。
アレルギーは放置してはいけない
なにかしらの症状が出た際に、程度が軽いからといって、アレルギーを放置するのはNG!
まずは、検査をして、はっきりと確認することが大切です。
血液検査
血液検査をすることで、ハムスターアレルギーなのかそうじゃないのか調べることができます。
自分の体の中にどれくらいの抗体ができているのかをチェックするのです。
ちなみにですが、ハムスターアレルギーを調べるとなった場合、それに関係がある項目としては、ハムスター上皮、そして動物のフケを食べることで生息する、ヤケヒョウダニ、コナヒョウダニがあげられます。
病院でハムスターを飼っていること、アレルギー症状のようなものが出ていることを医師に伝えて検査してもらってくださいね。
ここで注意!
ハウスダストもきちんと調べてもらうことを忘れないように!
ハウスダストのみに原因が出れば、前にも説明した通り、清潔を保つことで改善できるかもしれませんよ。
我慢して飼っていると危険なことも(ハムスターアレルギーで死亡した例も)
ハムスターアレルギーの主な症状は先に紹介してきましたが、症状が軽いからといって侮ってはいけません。
なぜかいいますと…。
ハムスターでアレルギーを発症した方は、アナフィラキシーショックを起こす可能性があるから。
アナフィラキシーショックを説明すると、急性アレルギー反応のひとつで、アレルギーが全身に及んでしまう症状のこと。
ちょっと気分が悪いと感じる程度で済む場合もありますが、中には死亡した例もあります。
ハムスターに噛まれたことで、アナフィラキシーショックを発症し、そのまま亡くなられたのです。
死亡するといった例はとても珍しいことではありますが、こういった残念な例があることは事実。
軽いからと言って放置しないようにしましょうね。
飼えなくなってしまったら
万が一、アレルギー反応が強く出てしまい、飼えなくなった場合についてもお話しておきましょう。
里親に出す
病院で処方された薬を試しても、部屋をどれだけキレイにしても、さらには、ハムスターと寝室を分けるなどの対策をしても、アレルギーの症状にあまり改善がみられないため、手放すことを考えなければならなくなった場合は、里親に出すことをまず考えてみましょう。
ハムスターを飼いたいなと思っている方や、飼おうとしている方は、一人暮らしでも飼育することが可能だからなのか、意外とたくさんいます。
自分がおかれている状況をきちんと説明して、里親に出してみましょう。
ハムスターのために使っていた道具も、ハムスターのストレスを少しでも軽減させるために、一緒に譲るのがおすすめ。
ハムスターを飼えなくなってしまった場合、持っていても仕方がないですしね!
また、友人知人に、飼ってくれる人がいないかどうか聞いて回ってみるのも手です。
知っている人に飼ってもらった方が、安心できますね。
ペットショップに引き取りをお願いする
これはなかなか難しいのですが、ペットショップに引き取ってもらえないか聞いてみるのもありなのです。
全てのペットショップが引き取ってくれるわけではありませんが、稀に引き取りしてくれる場合があります。
里親さんがなかなか決まらない場合は、並行してペットショップに問い合わせてみましょう。
捨てるのは絶対NG
こんなことは書かなくてもわかっている!ということだと思いますが。
大切なハムスターです。
小さい生き物とはいえ、大切な命です。
絶対に捨てるなんてことはしないでください。
小さい生き物ですが、飼い始めた瞬間から飼い主には責任があります。
最後までその責任を果たしてくださいね。
まとめ
ハムスターアレルギーについて紹介してきました。
猫アレルギーがあるんだから、ハムスターにだってアレルギーがあってもおかしくないですよね。
自分や家族はそうではなければいいというのが本音ですが、いつ誰が発症するかはわかりません。
万が一のために、こういった症状が出ること、検査の方法など頭に入れておくといいでしょう!